英国出身の「ブラック・サバス」のボーカル、オジー・オズボーンが2025年7月22日に死去した(享年76歳)
2025年7月5日、バーミンガムで開催された“Back to the Beginning”と銘打たれた最後の公演で、ヘッドライナーとしてステージに立った。ブラック・サバスのオリジナル・メンバーも代表曲中の代表曲4曲を演奏した。ヘヴィ・メタルだけではなく、ロックの歴史にその名を刻んだ、偉大すぎるミュージシャンの格好良すぎる幕引き。
僕がオジーオズボーンと出会ったのは、小学生低学年の頃、
ミュージックライフという雑誌を読んでいて、
その奇抜なファッションやライブにおけるステージパフォーマンスの奇行などの記事が掲載されていて、興味を持ったのが出会いだ。
オジーの音楽を聴きたいと思った僕は、生まれて初めてCDをレコード店に買いに行った。
「罪と罰」というアルバムタイトルで、ジャケは幼い僕には非常に怖くて
買うのに勇気がいった。
家に帰って、ドキドキしながらアルバムを聴いたこと、その時の感動を
今でも鮮やかに思い出せる。
その頃、プリンスやオジーオズボーンといったアーティストに夢中だった。彼等はこの世界に居場所が無かった幼い僕からしたら圧倒的に変人でそして紛れもなくアウトサイダーヒーローだった。
オジーオズボーンの音楽は、いつでも僕に優しく語りかけてる気がした。
「お前は変人のままで良いし、そのまま生きていけばいいんだよ」
って。
本当に心の底から救われた。
さよなら、オジー。
貴方の素晴らしい音楽と限りない愛をずっと忘れることは無いでしょう。
どうか安らかに。
愛を込めて